駅近、別棟型の二世帯住宅、角地高低差あり、限られた平面を立体的に使う、スキップフロアのある家です。
ご要望の中で特に工夫したのは、15％以上の収納空間を設け、収納する用途ごとに分散配置すること、
また内部でも物干しができ、風通しと内外のプライバシー配慮、家事・物干し動線を短くすることでした。

打合せを重ね最終的には、LDKや水廻りなど主要な室はバリアフリーとし、一部に段差を設け　床下や屋根裏の縦空間を最大限利用する計画としました。
その結果、一階では物干しスペース・書斎が一段上がり、程よい距離感を保ちながら窓から風と間接光を、そして用途別収納の体積確保を、また交通量の多い全面道路からの視線を外しプライバシー対策をしました。
もちろん暖房にも配慮し1.5層から2.0層目には引込み戸を設け、住宅用エアコン1台で補える空間としています。

■用途　　　　専用住宅（別棟の二世帯住宅）
■構造規模　　木造2階建（軸組+耐力面材）
■仕様など　　駐輪スペースと土間収納と中庭
　　　　　　　LDKのデザイン洗面と機能重視の洗面
　　　　　　　キッチン⇔パントリー⇔洗面室家事動線
　　　　　　　脱衣洗濯室⇔物干し⇔アイロン
　　　　　　　勝手口からの家事裏動線
　　　　　　　フラットバー手摺